家具、電化製品などの処分

こちらでは引越しの際、いらないものを処分するムービングセールをやるのが一般的です。個人的に売買できてしまえば、売る方も高く売れるし、買う方も安く買えるのでいいですよね。日本でももっと行われればいいのになと思います。
ということで、いらないものはムービングセールで売って帰ることにしました。
一軒家の人は、自分の庭先でムービングセールをやっているわけですが、アパート住まいだとそういうわけにはいかないので、商品の写真をとってWebにアップすることにしました。
Flickrや、Picasaなどのウェブアルバムにアップするのでもいいと思いますが、見やすいほうが売れるかなと思い、Jimdoというサイトを使って、簡単なホームページを作ることにしました。
5月の帰国なので実際にはすぐに売れないものもあります。なので、すぐに引渡しができるもの、4月以降、5月以降と分けて、日本語と英語の併記でページを作り、2月の終わりにアップしました。商品の価格としては、なるべく早く売れるものは売ってしまいたいと考えたので、2年間の使用も考慮し、基本的に購入価格の3割くらいとしました。
そのページをまずこちらで知り合った日本人の方たちにメールしました。日本から持ってきたものも多かったので、それで半分位が売れました。
次に、自分の研究室や周辺の研究室の人達にお知らせし、その後、日本人コミュニティのホームページの掲示板で掲載しました。研究室の数人には日本の炊飯器が欲しかったと言われましたが、すでに売れてしまっていました。炊飯器、意外と人気ですね。掲示板に載せた後、2,3日でバタバタと問い合わせが20件近くきました。特にキッチン用品の土鍋と寿司桶が人気でしたね。見せて欲しいという人も多かったので、なるべく日にちを合わせてもらうようにして、アパートまで来てもらいました。このメールのやり取りと取引は結構大変でしたが、これで概ね売却先は決まりました。
残っていたのは、車とポータブルエアコン、机、マットレスなのですが、エアコンはアパートのエレベーターにチラシを貼ったところ、別の階の住人が今日買ってくれました。うちのアパートは西日がきつくて、備え付けのクーラーだけでは夏場の日中は暑すぎるのです。
これで売上は全部で$1600くらいになりました。決して少なくない金額ですよね。
車はどうするか検討中ですが、個人的に売却できなければ中古屋に売ろうと思っています。個人売買と比べると2000-3000ドルくらい安くなってしまうようですが、仕方ありません。車の売却については決まったら、また別に記事にしようと思います。
机とマットレスに関しては、ちょっと大きいので捨てるのも大変だと思っていたのですが、スリフトショップであるGoodwillが寄付する品のピックアップもやってくれるようなので、売れないようなら連絡をとって寄付しようと思います。

船便の手配・荷物梱包

アメリカから日本への引越しの場合、クロネコヤマトか、米国日本通運に頼むのが一番ラクな気がします。
住んでいる地域によっては割高になってしまうところもあるかもしれませんが、幸いうちの場合、近くに米国日本通運の支店があったので、そちらに依頼することにしました。
渡米の際は、2立方メートルの容量でクロネコヤマトにお願いしたのですが、帰国も同じくらいの容量に抑えることにして、シングル人パックを2セットでお願いすることにしました。シングル人パック1セットでだいたい1立方メートルを超えるくらいのようです。ダンボールに入りきらない、ちょっと大きめの物もあったのですが、運べないか尋ねてみたところ、1箱分とか、2箱分の等積交換ということで対応してくれました。これは有難いですね。また、2セット分の箱が余ってしまった場合も、1セット+数箱という形で扱ってもらえるとのことでした。
そんなに大きなものは持って帰らないつもりなのですが、ゴルフクラブとかは箱に入らないので仕方ないです。
ダンボールとテープ、エアキャップなどの梱包資材は持ってきてもらえますが、梱包は自分たちでやらねばなりません。
概ね対応もよかったのですが、梱包資材を持ってきてもらった時に、「ダンボールの底はテープでH型に一回張れば十分ですから」と念を押されました。まぁ、たぶんガッツリ張って、足りなくなり、テープを請求した人がいたんでしょうね。確かにダンボール箱の数に比べると少なめかなという感じはします。とは言え、こちらの乱雑な配送の状況を考えると1回では心もとないので、しっかり張って補強しようと思っています。テープは自分で買ってもいいですしね。
とりあえず、日々の生活に必要のないものから梱包を始めているところです。
また後日、ムービングセールについてのところで書きますが、持ってきた家電などはほとんど処分して帰国しようと思っていて、日本に戻ってすぐに必要なものは少ないので、発送は帰国直前にお願いするつもりです。多分届くには1ヶ月半くらいはかかるでしょう。

帰国準備開始

5月末に2年間の留学を終えて、日本に帰国することになりました。早いものであと2ヶ月です。
しばらく更新があいてしまいましたが、なんとか頑張って帰国準備について少しずつ書いていきたいと思います。

  1. 船便の手配・荷物梱包
  2. 帰国便の予約
  3. 車の売却
  4. 家具、電化製品などの売却
  5. 銀行口座手続き
  6. お世話になった人たちへのお礼
  7. おみやげ購入

とりあえず思いつくことを列挙してみました。
渡米前の準備に比べると、大したことはない気がしますが、それでも結局直前はばたばたするでしょうね。それぞれの項目についてはまた改めて。

講談社の全新刊が電子書籍へ

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20120220-OYT1T00931.htm

講談社が電子書籍普及へ、やっと新たな一歩を踏み出しましたね。
大手である講談社が打ち出したことで、他の出版社も検討を始めることでしょう。
海外在住者にとっては、日本の書籍も発売日に読むことができるというのはありがたいことです。
とは言え、私は6月には帰国してしまうので、あまり恩恵が受けられませんが。。。

これは留学前に欲しかったかも「ガラポンTV」


全テレビ番組録画機・全録機 ガラポンTV | 地デジ8局分の全てのテレビ番組(ワンセグ)を24時間×4ヶ月分録画し、スマホやPCでネット経由でどこでも視聴できる。ワンセグだから軽量&安価。
今は、こんな便利な商品も出ているんですねぇ。まだ東京、神奈川、千葉、埼玉だけの限定のようですが、7チャンネル分のテレビ番組を24時間全て録画しておいて、それをインターネットを介してどこからでも見ることができるという製品のようです。
留学前に実家にセットしておけば、リアルタイムではないけど日本のテレビ番組をほぼ全て見ることができるわけですよね。こちらに来て、いつも家にいる妻のためにテレビジャパンと契約してますけど、月$25くらいかかってますからねぇ、初期投資34500円ですむなら、ガラポンTVの方がお得ですね。
まぁ、見ようと思えば、違法にアップロードされた番組はインターネット上にあるんですけど、なんとなく気分悪いですし。私にとっては今更ですけど、留学時にちょっと便利そうな製品の紹介でした。

アメリカからbk1で本を注文してみた

以前に書いたように、欲しい日本の本がある時は、スキャン代行サービスを利用していたのですが、私の利用していた会社は含まれていないものの、他のスキャン代行業者が訴えられたりしていて、法律的にも私自身の見解とは異なり、違法である可能性が高いということのようなので、ちょっと利用しにくくなってきました。
もうそんなに利用する機会もないと思うのでいいのですが、今年初めに私の大好きな作家の新作が発売され、それはどうしても読みたかったので注文して取り寄せることにしました。
調べてみたところ、海外発送に対応していて、手軽なのは本の通販ストア - 本、雑誌の通販ならhontoのようです。楽天ブックスも海外発送できることはできのですが、転送コムというところを経由しなければならず、ちょっと面倒なんですよね。その点、bk1は海外の自宅住所を登録でき、そこへの発送を通常の手続きで行うことができます。郵送方法についても、アメリカ宛ならEMS、FEDEX、SAL便、航空便、船便を選ぶことができ、費用も本代+重量に応じた送料のみです。届くのが遅くなってもいいなら、船便にして安くあげることもできますね。

今回はEMSでの発送でお願いしたところ、注文から2日後に発送完了メールが届き、7日後に商品を受け取ることができました。1200円ほどの本でしたが、送料は1500円。まぁ、悪く無いですよね。

日本のアニメで英語のリスニングを鍛えよう

ちょっと今日は英語の勉強のお話です。
こちらに来て1年半が経ち、さぞや英語もペラペラになっているだろうと思われているかもしれんませんが、残念ながらそんなことはありません。確かに渡米当初に比べれば多少上達しているとは思いますが、会話をしていても分からないこともしょっちゅうですし、講演を聞いていても、スライドなしではなかなか理解できません。
よくある日突然英語が英語のまま理解できるようになったとか聞きますが、なかなかそううまくはいかないようです。まぁ、時々簡単な英語だとそのまま理解できていることはありますが。。。
そんな人間にオススメの勉強法を聞いても役に立たないような気もしますが、一応こちらに来てからやっているリスニング対策を書いておきます。

十二国記という私の大好きなファンタジー小説があります。いろいろと考えさせられるところもあり、何度も読み返している物語です。そして、NHKがアニメ化もしていて、原作を多少アレンジしつつ、こちらもなかなかよくできています。

十二国記 DVD BOX 1 「月の影 影の海」

十二国記 DVD BOX 1 「月の影 影の海」

十二国記 DVD BOX 2 「風の海 迷宮の岸」

十二国記 DVD BOX 2 「風の海 迷宮の岸」

十二国記 DVD-BOX3「風の万里 黎明の空」

十二国記 DVD-BOX3「風の万里 黎明の空」

十二国記 DVD BOX4 「東の海神 西の滄海」

十二国記 DVD BOX4 「東の海神 西の滄海」

日本で、そのDVD-boxが発売されていますが、全部買うと合計約39,000円もするのです。日本のDVD-boxって高いですよね・・・。

さて、最近は外国でも日本のアニメの英語吹き替え版が結構発売されています。こちらに来て、ふと思い立って、十二国記の英語版が出ているかどうか、Amazonで検索してみました。そしたら、ちゃんとありましたよ。
The Twelve Kingdoms Complete Collection
なんと値段は、日本で発売されている4つDVD-boxの作品が全て入って、$38.99。。。約3,000円です。日本の1/10以下って、どういうことなんでしょうか。ちなみに英語吹き替え版でも、通常日本語音声も入っています。日本とアメリカはDVDのリージョンが違うので、日本のDVDプレーヤーでは再生できませんが、AppleのMacbookなら、リージョンを切り替えられるので、アメリカのDVDもみることができます。まぁ、DVDプレーヤーだけなら、買っても数十ドルですから、合わせても安いものです。
ということで、これを買って、英語のリスニング対策にすることにしました。見たことのあるアニメなので英語でも内容は理解できますし。
とは言え、何度も長時間アニメを見ていられるほど暇ではないので、買ったDVDから、その英語音声だけをリッピングして、それをiPodに入れて、実験しながら聞いたりしています。何度も聞いてるうちに聞き取れる部分も増えてきて、なるほどあのセリフはこういう英訳なのかとか、なかなか面白いです。
もちろん「十二国記」である必要はありません。映画でも、アニメでも、好きな日本の作品があれば、英語版があるかどうか調べてみるといいのではないかと思います。英語の勉強では定番のFriendsとかのアメリカドラマでもいいのですが、元々内容を知っているものを英語で聞くことで英語が理解しやすく、リスニングの苦痛は少ないと思います。
自分の英語力アップにどれだけ役に立っていたのかはわかりませんが、日本よりも格安でDVDが手に入ることと合わせて、紹介させていただきました。