アメリカでの個人売買による車購入の諸手続

買う車は決まりました。
emission test(排気ガスが基準値以下かのテストですね)も売り主が受けてきてくれるということで、1週間後にお金と引き替えに車を受け取ることになったわけです。
車が手に入る日が決まったので、その日から保険に入らないといけません。私は海外赴任者用サービスのGLOBAL PROTECTION海外赴任者総合保障制度に入っていたので、その中の米国自動車保険加入紹介サービスを利用することにしました。まず、こちらの窓口であるエイジスという会社に見積もり依頼書を送ります。依頼書はワードファイルでしたので、入力してメールで添付しました。保険の条件としては、こんな感じです。

強制保険
対人補償 一人$100,000/一事故$300,000
対物補償 一事故$25,000
医療費 一人$5,000
無保険者保険 一人$100,000/一事故$300,000
車両保険あり
免責額
盗難・火災 $500
自損事故 $500
オプション
牽引車費用   一回につき$75   
レンタカー費用 1日$50まで/30日間

翌日には概算の保険料がメールで届きました。大体$433/半年でした。よく分かりませんが、安いらしいです。少なくとも、日本語で迅速にやりとりできるのは素晴らしいです。

そして、1週間後。車をうちまで持ってきてくれました。ところが、ここで問題が。一番大事なVehicle Certificate of Title、つまり車の権利書は今日は渡せないというのです。どうやら、ローンで車を買っていたらしく、タイトルは銀行にあり、私が払ったお金でローンの残りを払えば、それが送られてくるということのようです。最初にあった時にそのことも説明していたらしいのですが、全然聞きとれてませんでした。。。う〜ん、大丈夫だろうか、ここで小切手を渡してしまっても。ちょっと悩みましたが、まぁ信用して買うことにしたわけですし、ウソを言っているようにも見えなかったので払っちゃいました。私の場合、いい人にあたったので問題ありませんでしたが、本来はあまりしない方がいいと思います(^^;;
タイトルが届くまで結局2週間くらいかかりました。その間、ちょっと不安に感じながら、その車に乗っていました。でも、とりあえず、保険にさえ入っていれば問題ないようです。そのタイトルもまた売り主がうちまで持ってきてくれました。タイトルに売買に関する必要事項を記入してもらいます。売買価格に関しては相談して書いてもらいましょう。その額に応じて消費税が決まりますので。これで、売り主との取引は終了です。次は、車の登録です。
タイトル、Emission testの証明書、それから、私はこの時点でまだこちらの運転免許を取得していなかったので、国際免許証、パスポート、DS-2019を持って、Registration officeに向かいました。午前中に行ったのですが、かなりの人の数で、2時間以上待たされました。。。書類を提出すると、「免許証はないのか」と聞かれましたが、「取得予定だ」と答えたらあとは特に何も言われませんでした。税金などを支払うとその場でナンバープレートをもらえて、手続き完了です。大体、$800くらいだったでしょうか。支払いはクレジットカードも使えましたが、余分に手数料をとられてしまったので、現金か小切手がよいようです。後日、私の名前になったタイトルが送られてきました。手続き自体は意外と簡単でしたね。これで晴れて私が所有者になったわけです。とりあえず、この半年間故障もなく、動いてくれています。