運転免許の実技試験

無事、筆記試験に合格し、実技試験の予約もとりました。
いよいよ実技試験です。とは言え、実技はそんなに大変ではありません。日本で普通に運転していた人にとっては。
特に私達の場合、ちょっと前に渡米してきていた日本人夫婦の方が運転免許をとっていて、話を聞くと二人ともコースが一緒だったということだったので、事前にそのコースを回っておきました。なので、緊張することもなく試験に臨めたのです。
試験は自分の車で受けるので、所定の場所に駐車しておきます。免許持ってないのに自分の車で実技試験ってどういうこっちゃって感じですが。。。
受付で予約の確認をし、自分の車の車種と色を言ってから、車のところで待っていると、試験官がやってきました。挨拶をすませ、車に乗って、まずはエンジンをかけます。試験官は外で指示を出し、ライト、ウインカー、ブレーキランプの点灯を確認します。試験官も車に乗り込み、出発です。コースはすでに知っているわけですが、曲がる交差点の手前で、試験官が「Turn right」「Turn left」とか言うので、その通りに曲がります。大事なのは制限速度を守ることと、「Stop」の標識を見逃さず、しっかり止まることです。制限速度から遅すぎてもだめみたいです。後は、アメリカだと赤信号でも右折はしてもいいので(no turn on redと書かれた交差点はダメですが)、そこは注意しといた方がいいですね。わかっていても、ついボーッと赤信号で止まってしまっていることがあります。
それから、実技試験の予約のところでも書きましたが、スクールバスが走っている時間は避けた方が無難です。スクールバスが停車している際のルールは州によって違っていて、対向車も止まらなくてはいけなかったり、中央分離帯があれば止まらなくてよかったりと、いろいろなのです。もちろん交通ルールは覚えなければいけませんが、試験の時は余計な気をつかわずにすんだ方がいいですから。
実際、運転していたのは20分ほどでしょうか。事務所まで戻ってきて終了です。そこで、問題なければ試験官から合格と言われて、事務所の中で所定の手続きを済ませます。なんか書類にチェックを入れて、サインをしましたが、詳細は忘れてしまいました。よくわからず、間違った場所にチェックをいれてしまったのですが、ちゃんと指摘してくれたので、修正しました。後は免許用の写真をとり、申請代金を払うと、仮免許を渡されます。正式な免許は数日で自宅まで送られてきました。
英語が全くできない妻も無事一発合格することができました。まぁ、難易度は州にもよるし、同じ州内でも違ったりするようですが。