英語嫌いの原因

大学院を卒業して、大学で研究を続けていたので、いずれは留学するかもしれないなとは漠然と思っていました。でも、私はとにかく英語が嫌いだし、苦手だったのです。
私の英語嫌いは、英語を習い始める中学1年に遡ります。初めのうちこそ、新しい科目を楽しく勉強していたと思います。でも、事件は1学期の中間テストで起こりました。こんな問題が出たんです。
「次の文章を疑問文にしなさい。」
まぁ、よくある問題ですよね。
そして、問題のなかにこんな文章がありました。
You don't have a pen.
これを見てどう答えますか?私はこう回答しました。
Don't you have a pen?
よく分からなかったけど、日本語だって「〜しないんですか?」とか、「〜持ってないんですか?」って言うんだから、英語にだってそういう表現はあるだろうと。
でも、正解は、
Do you have a pen?
私は不正解でした。そう、習っていないから×なのです。日本的ですよね。調べたら否定疑問という表現は私が想像したとおり英語にも存在するにもかかわらず。まぁ、今思えば、Don't you have a pen?とはあまり言わないかな。。。でも、当時は思春期まっただ中だったので、もうその先生は信用できないと思ってしまったんですね。そんな問題を作る方が悪いと。そこで一念発起して自分で英語をがっちり勉強すればよかったのですが、他の教科へ逃げ、英語はおざなりになってしまったわけです。高校受験でも、大学受験でも英語がネックでしたねぇ。特にヒアリングは最悪で、私の時代はセンター試験にヒアリングがなかったのは本当に救いでした。それでも、英語の点数はダントツで低かったですけどね。なんとか他でカバーして、医学部に入ることができたのです。
そんな人間がアメリカで生活するとか、ほんとあり得ないわけですが、周りの状況が逃れることを許してはくれなかったので、少し英語の勉強を始めることにしました。次回は、留学前にやっていた英語勉強法について書きたいと思います。