在外選挙人名簿への登録を申請してきました

震災後の日本の状況はますます悪化していて、不安も大きくなり、なかなか集中できません。被災地の方々はまだ寒さの残る中、食料などの物資も不足し、苦しい避難所生活を強いられていることと思います。大きな被害を免れた関東地方でも電力不足などその余波は甚大です。そんな中、アメリカでのうのうと生きていることに申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、だからこそ、今の私にできるのは、何事もなく研究できることに感謝して、地道に精一杯頑張ることだろうなと考えています。
そんな中、先延ばしにしていた在外選挙人名簿への登録申請に領事館へ行ってきました。これに登録しておくと、アメリカにいても日本の選挙に投票することができます。投票できるのは、自分が渡米直前に住民票のあった選挙区の選挙です。アメリカに来て、3ヶ月以上経っていないと投票できませんが、登録申請自体は在留届を出すのと同時にできるようです。私は、在留届はオンラインでしてしまったので、別になってしまいました。在外選挙人名簿への登録申請もオンラインでできればいいのに。。。
申請に必要なものは、領事館のホームページからダウンロードできる申請用紙に、パスポートや運転免許証などの身分証明書と賃貸借契約書などの居住を確認できる書類です。三ヶ月以上前に在留届を出していれば、居住確認の書類はいらないということで、私は申請用紙と運転免許証だけで大丈夫でした。
持ち物チェックをして、領事館に入り、書類を渡すだけです。当然、窓口も日本語対応なので楽ですね。2ヶ月後くらいに、在外選挙人証が送られてくるそうです。
今回、重い腰を上げて、領事館に行く気になったのは、解散総選挙に備えてです。最近、前原外相が在日韓国人からの献金問題で辞任し、震災直前には菅総理にも在日韓国人から献金があったことが明らかになっていました。もう菅政権は瓦解寸前でした。あの状態で復興のためのリーダーシップをとっていけるのか、非常に疑問です。実際、今回の震災の最中、会見している菅総理には覇気が感じられません。私は成人してから、どんな小さい選挙でも必ず投票に行くようにしていました(一度だけ行けなかったことがありますが)。投票しないということはどんな政策が実行されても文句を言えないと思っているからです。前回の総選挙で政権交代が起こり、日本は変わることができるのかと思いました。しかし、残念ながら何も変わりませんでした。今回、この震災により大きな被害がでました。被災者の数はまだ増えるでしょう。原発による被害も大きくなるかもしれません。でも、逆境の時の日本は強いはず。日本はこの悲劇を乗り越えて、復興しなければなりません。そのために次の選挙は非常に大事になるだろうと感じています。